『みど*リンク』アクション

「緑と子どもを育む、美しの森公園づくり」でのみど*リンクは7月21日、「マッカチ・カニカニフェスタin美しの森」イベントとして開催されました。イベントは3部構成となっており、1部は「Mytree&Bush」として、森の中から“自分の木”を決め、プレートに自分とMytreeとした樹木の名前を書き、周りの雑草も自分で抜くという取り組み。すべてを自らの手で行うことによって木に愛着が生まれ、遊びに来るきっかけにつながり、さらに自分の木のある公園を守っていこう! という気持ちが芽生えることを期待しています。

第2部は「マッカチ(アメリカザリガニの方言)釣り」。美しの森公園には「ホトケドジョウ」という絶滅危惧種が生息しているのですが、アメリカザリガニの繁殖により生息が危ぶまれています。池を2つのエリアに分け、1つは釣ったザリガニたちが生息できるエリア、もう1つは「ホトケドジョウ」が安心して生息できるエリアに分けていくことにしました。

第3部は、ミュージシャンの白井貴子さんが作詞作曲した「マッカチ・カニカニ音頭」をみんなで歌って踊ろう! というもの。手作りのうちわを片手に一足早い盆踊り? を楽しみました。当日は雨の予報に参加者が少なくなってしまいましたが、宮前美しの森公園愛護会や矢上川源流美しの森管理会やNPO法人鶴見川流域ネットワーキングの皆さん、地元のご家族が一体となったとても充実したイベントとなりました。

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当日の朝まで天気が確定せず、やきもき。「午前中は曇で午後から雨」という予報を信じて決行することにしました。

参加したみなさんは、3部構成のいずれにも一生懸命取り組んでくださり、主催者として嬉しい限り。第1部の「MyTree&Bush」の樹名板づくりには、予想以上にみなさんが楽しそうに描いている姿が印象的。第2部のザリガニ釣りも大成功で、数で勝負!大きさで勝負!と盛り上がりました。最後の部のマッカチカニカニ音頭は、鶴見川流域子ども探険隊の子どもたちが中心で踊り歌ってくれたおかげで、楽しく賑やかなエンディングとなりました。この活動を通して、森や自然、生きものを育む取り組みを理解し、参加する親子が増えてくれたことが大きな成果でした。

参加して下さったみなさま、広報に準備にとご協力くださった東急電鉄のみなさま、ありがとうございました!

宮前美しの森公園愛護会 庄司佳子