『みど*リンク』アクション

さわやかな初夏の風が心地よい6月の上旬、たまプラーザ駅の北側にある美しが丘東小学校にて、「みど*リンク」アクションが開催されました。

たまプラーザの街では、2012年5月より「Flower Project ~花で子どもを見守ろう~」という取り組みを行っています。これは、神奈川県警の働きかけにより地域全体で進めている子どもの安全対策のひとつで、子どもたちが植えた花の鉢を通学路に置き、近隣の方々が水やりなど花の世話をしながら安全を見守るというもの。ボランティア団体の「防犯たまプラーザステーション」と青葉警察署が協力して推進するプロジェクトです。みど*リンクでは、花の苗などを提供することにより活動を支援しています。

本日はその記念セレモニー。参加者は、子どもたちと住人のみなさん、神奈川県警や青葉区役所の方々、当社社員など総勢100名以上となりました。防犯たまプラーザステーションの柳田会長や校長先生をはじめとする関係者のあいさつ、「みど*リンク」アクション認定証の授与式、児童代表3名による柳田会長へのお礼メッセージの発表と進み、いよいよプランターに花を植える作業へ。マリーゴールド、ブルーサルビア、ジニアプロフュージョンの3種類の花と丸いプランターが子どもたちに配られました。土に穴を掘り、根っこの土をほぐして、一苗ずつ丁寧にプランターに花を植えていきます。ちょっぴり慣れない作業でしたが、住人のみなさんやお母さんたちの手助けもあり、無事に終えることができました。

最後に参加者たち全員で記念撮影をしてセレモニーは終了です。本日植えた花たちは、たまプラーザの街のあちこちに置かれ、街を彩るとともに、地域全体で子どもたちを見守るための大切なシンボルとなります。

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防犯たまプラーザステーションでは、青葉区役所、青葉警察署の方々とともに地域のパトロールなどをしていたんですが、神奈川県警の方から「ぜひ一緒に子どもを見守る活動をしたい」と提案を受けました。それが「Flower Project ~花で子どもを見守ろう~」を始めるきっかけです。花を世話することは誰でもできることです。この「誰でもできること」が重要だと思います。セレモニーに先立って昨年設置したプランターを回収しに回ったんですが、15か所で「植え替えなくていい」と言われました。実は近隣の方が、ご自身で土を替え、花を植え替えていてくれたのです。私は活動が地域に根付いていることを実感し、とてもうれしく思いました。

今後はこういった自発的な活動を活かそうと思います。こちらから支給するだけではなく、住人の方々が自分たちでいろいろ動いていく。そうしたことが増えることで、子どもを大切にする街づくりが、さらに活性化するのではと考えています。本日はありがとうございました。

防犯たまプラーザステーション会長 柳田富志男