『みど*リンク』アクション

晴天に恵まれた5月17日、宮崎台駅前ロータリー内にある花壇において、「みど*リンク」アクションが開催されました。参加したのは、川崎市宮前区のみなさんが中心となって結成された「宮前ガーデニング倶楽部」の方々と、造園業者「ガーレントエコ」の職人さん、そして当社社員です。

本日の活動は、花壇の一部に連杭を埋めて土留め柵を作ること。そして花壇の左右前面に季節の花であるマリーゴールドの苗を植えることです。「みど*リンク」アクション認定証の授与式が終わると、さっそく作業開始。移植ごてで土を掘り、濃い黄色の花をつけた苗を丁寧に植えていきます。続いて苗のまわりの土をならし、水をあげたら完了です。駅前の花壇に色鮮やかなマリーゴールドの花が加わりました。職人さんたちによる連杭の設置作業も着々と進行中。水平器を使って慎重に水平をとりながら埋めることで、高さのそろった土留め柵ができあがります。

数日後、土留め柵で守られた花壇の中にマリーゴールド以外の花を植え、宮崎台の駅前に改修された新しい花壇が誕生しました。街行く人たちの目をこれまで以上に楽しませてくれることでしょう。

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宮前ガーデニング倶楽部代表 石川和子さんのコメント

わたしたちの活動テーマは、「ガーデニングを道具にしたコミュニティーづくりまちづくり」ですが、人と人をつなぐのにこんなにいい“道具”は他にありません。メンバー同士のつながりが深まるのはもちろんですが、花壇の手入れをしていると「素敵ですね」「どうやったら上手にお花を育てられるんでしょう?」など、たくさんの方からお声がけをいただきます。こういった小さなふれあいから地域コミュニティーが育っていくのではないでしょうか。

今回、「みど*リンク」アクションに応募しようと思ったきっかけは、宮崎台駅前の立体花壇の柵が腐り、危なくなってきたからです。花壇の真ん中部分はしっかりと組んでいるんですが、それ以外の部分は、公園で切り倒した木などを譲り受けて丸太にし、使用していました。それが腐ってしまい困っているところに、役所から「みど*リンク」アクションのことを聞き、みんなで相談し応募することにしました。おかげさまで立派な花壇に生まれ変わることになり、メンバー一同大変よろこんでおります。

これからも様々なグループや団体と協力し、まちの環境を改善する活動を行っていきたいと思います。本日はありがとうございました。

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