『みど*リンク』アクション

爽やかに晴れた11月20日、世田谷線山下駅南側にある花壇「ガーデントラム山下」において、『みど*リンク』アクションが開催されました。今回の支援グループは、地域の人たちで結成された「世田谷線とせたがやを良くする会『ガーデントラム山下』」です。

「ガーデントラム山下」は、2007年の玉電開通100周年を機に、記念樹として桜を6本植えました。ところがそのうちの4本が枯れたり倒れたりしてしまったそうです。桜が枯れた原因を調査するとともに、新たに桜を植えようというのが「世田谷線とせたがやを良くする会『ガーデントラム山下』」の主な目的です。会では、10月半ばに枯れた桜を伐採。幹の部分を再利用したベンチを設置しました。同月末には新しい桜を1本植樹しています。

10月末に植えられた河津桜

10月末に植えられた河津桜

伐採された桜はベンチに!

伐採された桜はベンチに!

本日の活動は、『みど*リンク』アクション認定証の授与式と花苗植えです。参加したのは会のメンバーと、東京農業大学・学生環境団体「いそべや」の皆さん、そして当社社員です。

代表の宮田さん(左)と

代表の宮田さん(左)と

『みど*リンク』アクション認定証の授与式の後、さっそく作業を開始。はじめに三軒茶屋駅の駅長室に設置されたミミズコンポストで作った堆肥をまき、パンジー、ビオラ、ストックなどの花苗をポットから出して植えていきます。

ミミズコンポスト堆肥をまく様子

ミミズコンポスト堆肥をまく様子

チューリップなどの球根も

チューリップなどの球根も

東京農大の学生さんたち

東京農大の学生さんたち

時折、世田谷線が通ります

時折、世田谷線が通ります

皆さん活き活きしています

皆さん活き活きしています

その作業と並行して、簡易物置の組み立ても実施。

物置作りに励むメンバー

物置作りに励むメンバー

皆さんが作業に慣れていたこともあり、一時間ほどで花植えは終了、物置も無事完成しました。

物置が完成してピース!

物置が完成してピース!

最後に、ミミズコンポで作った液肥を混ぜた水を花にあげたら作業終了です。

美しい花壇も完成です!

美しい花壇も完成です!

桜や花が楽しめる駅前のスポットとして地域の人たちに愛されてきた「ガーデントラム山下」。美しい景観が戻ることで、これからも癒しの場として親しまれていくことでしょう。

 

世田谷線とせたがやを良くする会「ガーデントラム山下」代表 宮田 耕治さんコメント

かつて“ゴミ捨て場”だった山下駅南側の一角を、2007年の玉電開通100周年を機に、花壇として整備したのが「ガーデントラム山下」誕生の経緯です。その際に植えた桜が、残念ながらいくつか枯れてしまいました。そこで新たな桜の植樹や花壇の整備などをご支援いただこうと、『みど*リンク』アクションに応募しました。

「ガーデントラム山下」は、会メンバーの交流の場であり、また街の人から声をかけられることが多く、地域のふれあいの場としても親しまれています。今後は、花壇や桜のケアとともに、ベンチを増やすなどよりコミュニケーションが生まれやすい場にしていければと考えています。

2017年には玉電110周年、2019年には世田谷線50周年を迎えます。地域に愛される世田谷線の記念花壇として「ガーデントラム山下」をこれからも大切にしていきたいと考えています。本日はお忙しいところ、ありがとうございました。