活動レポート 2015年09月19日
2015年度のアクション活動報告

爽やかな秋晴れとなった9月19日、『みど*リンク』アクションが開催されました。場所は、田園都市線・市が尾駅から西へ5分ほど、鶴見川(谷本川)に架かる谷本人道橋(やもとじんどうばし)付近の河原です。 今回の支援グループは「あおばく・川を楽しむ会」です。同会では、鶴見川最上流、鉄町(くろがねちょう)付近の河川敷の自然植生生物(オギ、ススキ、ハナウド)の維持・保全活動や、谷本人道橋付近の花木の手入れといった定例活動を実施。また、鶴見川のクリーン運動や青葉区役所にある「鶴見川水族館」の管理を行っているほか、付近の中学校や小学校の校外学習も引き受けています。

川の花木手入れ

川の花木手入れ

「あおばく・川を楽しむ会」の発足は1988年。実に四半世紀以上にわたり、自然保護の活動を継続しています。 本日の活動は、横浜市立市ヶ尾中学校の生徒を招いての校外学習と、谷本人道橋付近の花木の手入れです。参加したのは同会のメンバーと市ヶ尾中学校の生徒たち、そして当社社員です。 代表の青砥さんのあいさつに続き、『みど*リンク』アクション認定証の授与式を実施。それが終わると、さっそく校外学習の開始です。

代表の青砥さんのごあいさつ

代表の青砥さんのごあいさつ

青砥さんと記念撮影

青砥さんと記念撮影

生徒たちは、「水質調べ」「生き物調べ」「自然観察」の3つの班に分かれました。「水質調べ」班は、川の水を汲みとり、付近の湧き水との水質の違いを比べます。

「水質調べ」班。ハザードマップを見ながら鶴見川について学びます

「水質調べ」班。ハザードマップを見ながら鶴見川について学びます

こぼれないよう慎重に川の水を汲む生徒たち

こぼれないよう慎重に川の水を汲む生徒たち

水質検査キット使って、水の汚れ具合いや水中の窒素の状態などを調べます

水質検査キット使って、水の汚れ具合いや水中の窒素の状態などを調べます

「生き物調べ」班は、川に入って網で生き物を捕獲し、どんな種類の生き物がいるのかを調査。

「生き物調べ」班。「エビが捕れた!」「小さい魚がいる!」 楽しそうな声があがる

「生き物調べ」班。「エビが捕れた!」「小さい魚がいる!」 楽しそうな声があがる

川底の砂の中に生息するというカマツカを発見!

川底の砂の中に生息するというカマツカを発見!

「自然観察」班は、上流の市ヶ尾高等学校の付近まで、植物や生き物の観察をしながら歩きます。

「自然観察」班。川辺を歩いて生き物や植物を観察

「自然観察」班。川辺を歩いて生き物や植物を観察

ススキとセイバンモロコシの違いを調べます

ススキとセイバンモロコシの違いを調べます

澄んだ青空の下、班ごとに1時間半ほど活動した生徒たち。その後集合し、本日の成果を発表しました。「水質調べ」班は、川の水よりも湧き水の方がキレイであることが分かったと報告。「生き物調べ」班は、カマツカ、モツゴ、ミゾレヌマエビ、モクズガニ、ハグロトンボのヤゴなど多様な生物を発見したことを発表しました。そして「自然観察」班は、外来種のセイバンモロコシと在来種のススキの見分け方を学んだことなどを報告。さまざまな調査を体験することにより、川の自然や生き物についてより深く知り、興味を持つことができたようです。

各班の代表者の成果発表

各班の代表者の成果発表

校外学習が終了した後、土手に植えられている植木の刈り込み作業を実施。これまでは手作業で行ってきましたが、支援品の電動ヘッジトリマーを使用したため、見る見るうちに作業が終了。「あおばく・川を楽しむ会」のメンバーからは、「以前に比べて作業がすごく楽になりました」と喜びの声が多数聞こえてきました。これから会の活動がさらに活発化し、コミュニティの輪が今まで以上に広がっていくことでしょう。

支援品の電動ヘッジトリマーが大活躍

支援品の電動ヘッジトリマーが大活躍

河川敷の自然植生生物-ハナウド開花

河川敷の自然植生生物-ハナウド開花

河川敷の自然植生生物-草刈

河川敷の自然植生生物-草刈

あおばく・川を楽しむ会代表 青砥 寿子さんコメント 九州の柳川市の市民と同市職員が力を合わせて、町の中の汚れた水路を蘇らせる過程を追った『柳川堀割物語』(1987年、製作:宮崎駿 監督:高畑勲)というドキュメンタリー映画があるのですが、その自主上映会を、旧緑区で行いました。その実行委員であったメンバーが、鶴見川を昔のように「遊べる川」にしようと、本会を発足しました。1988年のことです。以来さまざまな試行錯誤を繰り返し、現在の内容を中心に活動をしています。 校外学習は20年近く続けているのですが、今回も生徒たちは、非常に素直で熱心な子が多く川のことを学んでいました。少しでも多くの子どもたちに、鶴見川の自然の大切さを伝えるために、これからも校外学習を続けていきたいと思います。 ご支援いただいた道具を先日から草刈り、植栽の手入れなどに使い始めていますが、作業の負担が大きく減り、大変助かっております。今後の活動にどんどん活用させていただこうと考えています。本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。