
空気の冷たい冬晴れの12月初旬、東横線・白楽駅から徒歩10分ほどの場所にある六角橋公園で『みど*リンク』アクションが開催されました。支援グループは、昨年に引き続き2回目の支援対象となった「六角橋はな活プロジェクト」です。
「六角橋はな活プロジェクト」は、“みんなでつくる 花いっぱいの公園”を合言葉に、地域住民によって2001年4月に結成されたグループ。主な活動は、月に2回行われる六角橋公園の清掃と花壇の手入れです。
その他に、近隣住民から集めた古本を販売し、その売上を球根や花苗、肥料の購入資金に充てる「古本市 ~本から花へ~」を年に2回開催。秋には、公園内のイチョウの落葉の時期に合わせて、みんなで落ち葉を掃き集めて絵を描く「落ち葉でアート」を実施しています。
今回の活動は、イチョウの落ち葉掃除を兼ねた「みんなで落ち葉はき&落ち葉でアート」。土・日を利用して、2日間にわたっての実施です。

プールを中心にした六角橋公園

イチョウの落ち葉が黄色いじゅうたんのよう!
土曜日の10時、活動場所の六角橋公園にメンバー8人が集まりました。
集まった人から作業を開始し、イチョウの落ち葉を竹ぼうきで掃き集めて、ビニール袋に詰めていきます。道路の向こう側の落ち葉も掃き集めます。量の多さに、うっすら汗ばむほど。

1本のメスの木からは、たくさんのギンナンが落ちました

落ち葉の山を袋に詰めていきます
取材にうかがった土曜日は、お子さんの参加がなかったため落ち葉アートは実施されませんでしたが、代わりにメンバーの方が簡単な落ち葉アートを見せてくれました。翌日の日曜日は6組の親子が落ち葉掃きから参加し、たくさんの落ち葉で「にこちゃん」や「うさぎ」などの作品を作りました。
イベント終了後には、きれいになった公園で、葉っぱを詰めた袋をクッションにして、みんなでわいわいジュースを飲んだそうです。

落ち葉でつくったトランプのマーク

通りに面した花壇は、多くの方の目を楽しませています

支援で購入した雨水タンク。花壇の水やりに活用します

公園のギンナンはイベント参加者に配布します
「六角橋はな活プロジェクト」では、こうしたイベントを通じて、地域の子どもや若い家族をはじめ、幅広い世代が公園に親しみを持ち、気軽に活動に参加できる機会をつくっています。

落ち葉アートの「にこちゃん」は子どもたちの力作

葉っぱのクッションに座って、お疲れさま!
六角橋はな活プロジェクト 岩崎久美子さんのコメント
『みど*リンク』にご支援をいただいて、良い花の苗を購入できるようになったので、花壇がグレードアップしました。軽くて使いやすい道具も購入し、メンバーのモチベーション向上につながっています。
今年度はその他に雨水タンクを購入しました。公園の中心にあるプールの建物の雨どいに雨水タンクを設置させてもらうため、公園とプールそれぞれの管理先から許可を取り、取り付けはメンバーが行いました。公園内には、水のくめる水道の蛇口が1カ所しかなく、そこから遠い場所にある花壇の水やりにとても苦労していました。今回、雨水タンクを設置することができ、溜まった雨水が使えるので、来年は夏の水やりが少し楽になるのではないかと期待しています。
現在の活動メンバーには、20年以上続けている方もいて、全体的に年齢層が高くなってきています。そこで、より多くの人に参加してもらえるよう、公園内に貼り紙でお知らせを掲示し、誰でも気軽に参加できるイベントを開催しています。イベントをきっかけに、公園に愛着を持ってくれる人や、活動に参加する人を増やしていきたいです。
最近、「心と体のリハビリをしたいので、自分の好きな時間に落ち葉の掃き掃除をしたい」という申し出が2件ありました。適度な運動とリフレッシュになるようで、もちろん大歓迎。そんな関わり方をしていただけるのもいいなと思っています。ほかにも、公園に落ちるギンナンを洗って干して参加者に配布する、ケヤキやサクラの葉をコンポストで腐葉土にして花壇に使う、などの取り組みなども行っています。
国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」が近づいていることもあり、花壇づくりにも力を入れていきたいと思っています。
メンバーが無理なく活動を続けられるよう、環境に合う植物を選ぶ“適地適草でローメンテナンス”を意識した花壇づくりを心がけていきます。