
青く澄んだ冬空に冷たい北風が吹く12月中旬の金曜日、東急東横線・綱島駅から近い商店街で『みど*リンク』アクションが開催されました。
今年度初めて支援対象となった「グループ花いっぱいTsunashima」は、綱島小学校のPTAメンバーが2001年に発足したグループ。“花の商店街から、住みやすく安全で、暮らして楽しい街づくり”を目指し、メンバーである“マダムガーディアン”たちが、活動拠点の商店街「パデュ通り」から綱島駅前の「ウエストアベニュー」まで、約400メートルの区間に置かれたプランターや花壇の植栽管理を行っています。
定期活動は年間で12回ほど。その他に、各自が買い物や散歩の途中などに植物の手入れを行う「一人ボランティア活動」を実施しています。
また、8人のメンバーが「よこはま花と緑の推進リーダー」の資格を持ち、植栽管理やメンバーへのアドバイスを行っています。近年は気候変動に合わせ、宿根草・一年草・多肉植物を組み合わせて、花壇の華やかさを保ちながら管理の手間を減らす工夫をしています。
本日の活動は、プランターの植物の整備、苗の定植、球根植え、土壌改良材の散布です。
10時の集合時間、パデュ通りにおそろいの赤いエプロンを着けた15人のメンバーが集まりました。このエプロンは、今年度『みど*リンク』の支援で初めて作ったもの。グループの新しいマークもプリントされています。
代表の説明後、メンバーは苗や改良材を手に、パデュ通りから活動を開始。ウエストアベニューに向かって移動しながら作業を進めていきます。90リットルのポリバケツを台車で運びながら、水やりも行います。

本日の活動の説明を聞きます

パデュ通り。移動しながら作業を進めます

花壇の空きスペースに苗を植えます

土壌改良剤を根元の土に混ぜ込み、植物を寒さや乾燥から守ります

「置いておくだけで根が付くほど丈夫」という多肉植物も多用

給水拠点が少ないため苦労が多い水やり

おそろいのエプロンで団結力も高まりました!

駅前のウエストアベニュー。「みんなで作業するのが楽しい!」

近くの絵画教室の生徒さんの作品も見られるプランター

手入れが終わって、通り全体が明るくなりました!
グループ花いっぱいTsunashima 真島淳子さんのコメント
綱島は緑の活動が盛んで、商店街だけでも複数の団体が活動しています。私たちのグループも、団体を掛け持ちして活動しているメンバーが多く、団体同士の情報交換や協力の機会も多くあります。今日植えた苗も、複数の団体が共同で、種から栽培したものです。
綱島はかつて「桃の町」として知られた時代があり、商店街や幼稚園のシンボルにも桃がモチーフとして使われています。その歴史を伝えたいとプランターに桃の木を植えましたが、管理が難しく、綱島の別の団体に協力してもらって地植えすることになりました。移植先には「桃の町」の歴史を紹介するサインボードも設置予定です。
支援ではエプロンの他に、名札やお手入れ道具を入れるバッグも作成しました。これにより、「一人ボランティア活動」の際にも、周囲の方に、花壇の管理メンバーであることがすぐに伝わり、一人でも気兼ねなく作業できるようになりました。作業報告のLINE共有を開始したことも功を奏し、活動するメンバーが増えて、植物の状態も以前より良くなっています。
今後の課題は、水やりの負担軽減。酷暑の中でメンバーが水やりをする様子を見て、商店会から「植物は枯れてもいいから、命を大事にしてほしい」と心配されました。今後は水やりに協力してくれる店舗を増やし、暑さに強い植物の選定や土壌改良材の活用で、負担を減らしたいと考えています。
抜いた植物を堆肥化する「バイオネスト」や、土を再利用する「ラザニア花壇」など資源循環の工夫も取り入れていきたいです。他に、横浜市が主催する、庭や花壇を公開し、巡って楽しんでいただくイベント「港北オープンガーデン」に向けた準備も進めています。商店街を花いっぱいの通りにして、多くの方に楽しんでもらいたいです。