『みど*リンク』アクション

美しいバラが咲く丘として地域の人々に親しまれている荏子田太陽公園で「みど*リンク」アクションが実施されました。参加したのは、この公園のバラ花壇を作っている「太陽ローズボランティア」と、近隣の街をバラでいっぱいにしようと活動している「Joy of Roses」の会の皆さんおよび当社社員。今日の目的は、バラ花壇に新しいバラの苗木を植えること、そして老朽化した公園設備をメンテナンスすることです。

冬晴れの中、当日は「みど*リンク認定証」の授与式に続いてバラの植え付けを行いました。まずは土と肥料をシャベルで混ぜ、バラの苗木を植えるための土を作ります。しっかりと混ざったところで、あらかじめ掘っておいた穴に土を入れ、そこに苗木を植えていきます。支柱を添えて、たっぷりと水をあげたら植樹は完了です。この街の名物であるバラ花壇に、また新たな仲間が増えました。

一休みしたら、次は園内設備の補修作業。古くなった木製のベンチを解体し、シャベルやツルハシを使って斜面を地ならしし、新しいベンチの設置を行いました。力仕事もたくさんあり、汗をかきながらの作業となりましたが、メンバーの皆さんの頑張りにより作業は無事に終了しました。

バラが咲き誇る5月には「Rose Festival(ローズフェスティバル)」が開催されます。バラの香りが漂う、明るく心地よい公園として、訪れる人々を今まで以上に楽しませてくれそうです。

photo

雑草が生い茂り、荒れ果てていた荏子田太陽公園を、地域住人の憩いの場に変えようと始めたこの取り組みも、気がつけば10年を越えました。当初25本だったバラの数も180本となり、今回のご支援によって200本にまで増えます。さらにベンチや水道の蛇口などの設備を支援していただいたことで、老朽化していた園内設備が整備され、快適な公園へと変わることができます。一同、大変感謝しております。

私たちはこのバラ花壇を「バラがむすぶ小径(こみち)」と名付けています。バラを見に来た人同士が知り合いになって、バラ好きな人たちの輪が広がっていく、そういう憩いの場になってほしいからです。これからも、地域の皆さま、そして日本中のバラ好きに愛される花壇になるよう皆で努力していこうと思います。本日はありがとうございました。

太陽ローズボランティア代表 赤澤増男