11月25日、世田谷線世田谷駅駅前空き地において「みど*リンク」アクションが開催されました。
今回の支援グループ「チーム世田谷駅前花壇」は、「NPO法人まちこらぼ」とともに世田谷駅前の当社空き地を花壇にして、維持・管理をしてきた地域住民からなるグループです。駅前の空き地は、世田谷線と交差する駅前道路154号線の拡幅工事にともない、資材置き場として使用されることとなり、昨年、花壇は一旦閉鎖されました。
世田谷駅は、東急線沿線の冬の風物詩ともいわれる「世田谷ボロ市」の最寄り駅。今年3月の工事終了に合わせて“駅前花壇を再生させ、おもてなしの空間を作りたい!”という思いを持って、メンバーは商店街や町会と意見交換やワークショップを行い、花壇の整備計画を進めてきました。
チーム世田谷駅前花壇代表 飯田さんの 飯田代表を囲み、鉄道から世田谷線に
ご挨拶 縁のある駅および乗務区の長が3名が
そろって参加
「みど*リンク」アクションで支援したのは、花壇土木整備です。本日は、整備が完了した世田谷駅前花壇に苗木の植え込み作業を行います。「NPO法人まちこらぼ」のメンバー、みどりの風景アドバイザー・東京農大の栗原国男さん、そして東急線三軒茶屋駅 佐藤駅長、世田谷管区 千代延区長、世田谷線三軒茶屋駅 佐々木統括マネージャーなどを含めた当社社員が参加しました。朝からあいにくの雨となってしまいましたが「みど*リンク」アクション認定証の授与式を行った後、作業開始です。
整備された花壇に花苗を運びます 花壇には、市販されている枕木を使用
植えるのは7種類の花苗です 植栽計画を伝えます
花壇は、世田谷線の線路のすぐ隣。新しい駅前花壇には、世田谷線を花でつなごうというメッセージが入っています。
みどりの風景アドバイザー 栗原さんの 花壇のすぐ近くを世田谷線が
花のレクチャー。作業中は雨が止みました! 走っていきます
みどりの風景アドバイザー栗原さんのご指導のもと、歩道近くの花壇には歩行者を意識した背の高く香り豊かなストックなど、花壇奥側には電車の車窓からの楽しめる色彩豊かなビオラなどが植えられました。
東急線の三軒茶屋駅駅長、乗務区長も大活躍! 花壇には色とりどりの花が植えられました
雨の中、みなさん協力して作業は順調に進み世田谷駅前に素敵な花壇が再生しました。
ボロ市は毎年12月15・16日と1月15・16日に開催されます。世田谷駅前花壇は、地域の人たちはもちろん、ボロ市で街に来た方たちにとっても憩いのスポットにもなりそうです。
恵みの雨でしたね 三軒茶屋駅で作っている肥料(液肥)を
佐藤駅長からプレゼント
チーム世田谷駅前花壇 代表 飯田フサ子さんのコメント
このたびは、ご近所のみなさんのご協力、東急電鉄さんんからのご支援もあって世田谷駅前花壇を再生することができました。この場所が街のみなさんに愛される花壇になっていけばいいなと思います。また、拡幅で整備された154号線沿い歩道にも、徐々に花を植えていきたいと思います。
花という華やかで明るいツールを使ったこの活動をとおして地域のイベントをさらに盛り上げ、若い世代の方々にもイベントに参加していただき、顔の見える関係を築いていきたいと思います。