初夏の気配が漂いはじめた、ゴールデンウイーク中の4月30日、二子玉川駅から多摩川の河川敷を歩くこと約20分、多摩川の河川敷の「せたがや水辺の楽校原っぱ」で「せたがやホッププロジェクト」の「みど*リンク」アクションが開催されました。
「せたがや水辺の楽校原っぱ」は、子どもたちが自然遊びができる遊び場を作ろうと、地域住民が協働で国の利用基準と河川法に基づきながら環境づくりを行う公設民営の原っぱです。
本日の活動には、せたがや水辺の楽校原っぱのプレイパーク「きぬたまあそび村」で、水遊びや虫取りなどで自由に遊ぶ子どもたちとその親、ホッププロジェクトの会員、そして当社社員が参加しました。
『みど*リンク』アクション認定証の授与式の後、さっそくみんなで原っぱの一角に開墾した畑を耕します。この畑ではこれまでも、元東京農業大学准教授で農学博士 木村正典さんや「せたがや自然農実践倶楽部」さんと協力して、畑の土作りやホップの育て方の講習会を行ってきました。
ひととおりの説明の後、子どもたちにホップの苗を一株ずつ配り、植えていきます。土に穴を掘り、その中にホップの苗を横に寝かせて置いて、乾燥しないように土を被せれば、苗植えは終了です。
そのほか、トマトやきゅうり、スイカや落花生などの野菜も植えました。せたがや水辺の楽校原っぱの中につくったこの畑で、ホップなど実のなる植物の育成をとおし、地域交流・世代交流がうまれるよう、活動していきます。
さて、畑仕事が終わった後は、大空の下での乾杯です! 大人たちはビール、子どもたちはジュースで乾杯。ビールは、二子玉川の地ビール「ウナネペールエール」です。
ひと息ついた後は、各ご家庭や畑で育てていただく、ホップの苗の配布会です。ホップを街のみなさんに育ててもらい、街をホップのグリーンカーテンで覆う計画です。グリーンカーテンとなった後のホップを収穫して地ビールを作る、循環型活動を目指しています。
ホップが育ち、実ることで、地域のコミュニティとコミュニケーションも、育ち深まっていくことが期待されています。
世田谷ホッププロジェクト
HP: http://www.futakobeer.com/setagaya-hop-project/
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