気持ちよく晴れ渡った6月1日、たまプラーザ駅からバスで10分ほどの荏子田(えこだ)公園で『みど*リンク』アクションが開催されました。
今回の支援グループは、荏子田公園に花を植えている「荏子田に花を増やす会」です。この付近には5つの公園がありますが、その中のひとつ、荏子田太陽公園では、『みど*リンク』アクションの2012年支援グループ「太陽ローズボランティア」が見事なバラ花壇を整備しています。そして、荏子田公園では「荏子田に花を増やす会」により、水仙を植える取り組みが始まっています。荏子田太陽公園には「バラ」、荏子田公園には「水仙」というように、それぞれの公園にシンボルとなる花を植え、町中を花でいっぱいにしようと計画しているのです。
本日の活動は、公園沿いの街路樹下に夏の花であるサルビアを植えることと、水仙を植えるための花壇の整備。参加したのは、「荏子田に花を増やす会」のメンバーと、地元の老人会「明月会」の皆さん、荏子田自治会の方々、そして当社社員です。最初に『みど*リンク』アクション認定証の授与式を行い、その後、「荏子田に花を増やす会」代表の増田さんがごあいさつ。それが終わると、いよいよ作業開始です。
「明月会」を中心とした参加者は、街路樹下にサルビアを植えます。スコップで穴を掘って肥料をまき、赤い花をつけたサルビアを丁寧に植えていきます。途中、近所の幼稚園の園児たちが通りかかり、作業中の皆さんに「お花を植えてくれてありがとう!」とお礼を言う一コマも。園児たちの元気なあいさつに、参加者たちも笑顔で作業を進めていました。
「荏子田に花を増やす会」を中心とする参加者は、公園の一角で花壇を整備しています。花壇の枠となるブロックを並べ、枠内の土を掘り返します。土の中には、太い根がたくさんあり、大変な力仕事となりましたが、皆さん力を合わせてなんとか無事に作業を終えることができました。
この花壇に水仙の球根を植えるのは10月頃。来年の春にはたくさんの水仙の花が咲く予定です。街路樹のサルビアが道行く人の目を楽しませ、季節の花が咲く公園は地域の人の憩いの場としてさらに親しまれることでしょう。
荏子田公園は東京ドームと同じぐらいの敷地がありますが、かつては花がひとつも植えられていませんでした。みどりはあっても、花がないとやはり寂しいものです。そこで3年前から、フェンス沿いや空き地に少しずつ花を植える活動を始めました。すると、花を見た近隣の人から、「もっと花を増やそう」という意見が多数出てきました。ところが資金が足りません。それならば、以前「太陽ローズボランティア」の活動でお世話になった『みど*リンク』アクションにお願いしてみようかと考え、今回の応募に到りました。
現在、公園には500球ほどの水仙が植えられています。それを一気に増やし、2500球から3000球の水仙を植えることを計画しています。公園の正式名称は「荏子田公園」ですが、いつか皆さんから「水仙公園」と呼ばれるようになったら素敵だなと思っています。また、水仙以外にも、季節に合った花を植えることで、一年中花を楽しめる公園にしていければと考えています。本日はお忙しいところありがとうございました。