『みど*リンク』アクション

6月11日(月)、東急世田谷線 宮の坂駅前の区民センターにて『みど*リンク』アクションが開催されました。認定された活動団体は「豪徳寺2丁目町会」です。
豪徳寺2丁目町会では平成20年度から各家の玄関前にお揃いの鉢植えの花を置くことにより、環境美化と合わせて隣人同士の花づくりを通したコミュニティの活性化に取り組んできました。平成23年には世田谷区と『みどりと花いっぱい協定』を結び、東急世田谷線 宮の坂駅東側舗道上にある花壇の植え付を行い、水やり、草取りなどを町会全体で取り組んでいます。

花壇の水やりは、線路を渡った区民センターの水をバケツで運んでいました。そこで、豪徳寺2丁目町会から雨水タンク設置の提案が挙がり、世田谷区梅ヶ丘まちづくりセンター、世田谷区土木部、みどり33推進担当部、NPO法人まちこらぼ、東急電鉄とが一体となり「雨水タンク」が設置されたのです。
区の雨水タンクを『みど*リンク』の支援で、宮の坂駅の雨樋から雨水を貯めるという「行政、民間、地域住民」の取り組みが形になりました。

本日は雨水タンク設置のお披露目です。台風の影響で雨が降る中、豪徳寺2丁目町会のみなさま、世田谷区やNPO法人まちこらぼの方々、当社社員などたくさんの方々が参加しました。

飯塚町会長のご挨拶から始まりました

飯塚町会長のご挨拶から始まりました

遠藤副会長(右)と認定証を持ってパチリ

遠藤副会長(右)と認定証を持ってパチリ

世田谷区北沢総合支所長の高木さんからは、これからもみなさま方と共に様々な活動をさせていただければとのお言葉を

世田谷区北沢総合支所長の高木さんからは、これからもみなさま方と共に様々な活動をさせていただければとのお言葉を

司会役のNPO法人まちコラボの柴田さんからは、世田谷線沿線の支援グループの活動紹介を

司会役のNPO法人まちコラボの柴田さんからは、世田谷線沿線の支援グループの活動紹介を

認定式が終わった後に、雨水タンクでの散水作業の予定でしたが、あいにくの天候のため、線路を渡った先の花壇と雨水タンクを見に行くことに。

雨水タンクが設置されるまで、この散水栓でバケツに水を汲んでいました

雨水タンクが設置されるまで、この散水栓でバケツに水を汲んでいました

重たいバケツを持って線路を渡るのは大変

重たいバケツを持って線路を渡るのは大変

新しく設置された雨水タンク

新しく設置された雨水タンク

区では雨水タンク設置の助成制度を設けています

雨水タンクの設置が増えれば大雨時に雨水が下水道管や河川へ一気に流入することを抑制できるため、道路の冠水や河川の氾濫の抑制にも繋がります。

雨水タンクの水で水やりの実演

雨水タンクの水で水やりの実演

こちらは5月に行なった花苗の植付け風景

こちらは5月に行なった花苗の植付け風景

世田谷区と『みどりと花いっぱい協定』を結び、区から花苗などの一定の支援を受けていますが、町会でも独自に珍しい花苗も用意し、植付けや水やり、草取りなどの日常管理を行っています。

さわやかな涼感のある淡いブルーの「アゲラタム」

さわやかな涼感のある淡いブルーの「アゲラタム」

宮の坂駅の駅前花壇

宮の坂駅の駅前花壇

地域の方々の繋がりを感じさせてくれる花いっぱいの駅前花壇といろいろな方々の繋がりの中で設置された雨水タンク。豪徳寺2丁目のシンボルとして、地域のコミュニティの絆づくりを進め、街に潤いがよりいっそう広がっていくといいですね。

豪徳寺2丁目町会 会長 飯塚捷子さんのコメント

本日は大変な雨の中を、みなさまお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。
これまで数年来、花壇の水やりのことがいつも気がかりでしたが、みなさまのおかげで雨水タンクを設置していただくことが出来まして本当に嬉しく思います。水のことばかり気にしていたせいか、本日は天の神様にたくさんの雨を降らせていただき、みんなに応援されているようです(笑)。

暑い夏の日も寒い冬の日も、バケツに水を汲んで線路を行ったり来たりして、みんなで水まきをしながら花を守ってまいりました。おかげさまで通勤通学あるいは電車に乗る方もそうでない方も、今度の花も綺麗ねって言ってくださるようになりました。気にかけてくれるみなさまの心を大事に、毎年花を綺麗に手入れして美しい花壇にしていきたいと思います。これからもどうぞよろしくご支援お願いします。本日はどうもありがとうございました。