6月23日、二子玉川駅から徒歩15分ほどにある菜園付きシェアハウスにて『みど*リンク』アクションが開催されました。
今回の支援グループは、2016年度の『みど*リンク』アワードを受賞した「世田谷ホッププロジェクト」のメンバーが立ち上げた「世田谷麦茶プロジェクト」です。「世田谷麦茶プロジェクト」では、地域の方たちとともに麦を栽培。収穫した麦を脱穀・焙煎し、オリジナルの麦茶を作り、地域のみなさんや小学生たちに飲んでもらう計画を立てています。
本日の活動は、育てた麦を収穫すること。「世田谷麦茶プロジェクト」のメンバー、地域の方々、当社社員に加え、シェアハウスの利用者も飛び入り参加するなど、和気あいあいとした雰囲気の中での活動となりました。
さっそく麦の収穫に取りかかります。
麦の根が抜けないように注意しながら、茎をつかみ、カマやハサミで刈り取っていきます。
参加メンバーの頑張りもあり、作業はスムーズに進行。
30分ほどで無事収穫を終えることができました。
その後、『みど*リンク』アクションの認定証の授与式を実施。
続いて、麦茶に合う食事を楽しもうと、タコ焼きを作り、皆でおいしくいただきました。
収穫した麦を使った麦茶ができあがったら、イベントや学校などで、地域の子どもたちにも飲んでもらう予定です。麦の栽培を通して、世代間の交流が促されるとともに、子どもたちに麦茶を飲んでもらうことで、コミュニティの拡大が期待できます。
世田谷麦茶プロジェクト 小林 結花さんコメント
前回「世田谷ホッププロジェクト」の活動をしていたときに、お子様を連れた参加者がたくさんいました。大人はホップを育ててビール作りを楽しめるのですが、子どもたちが飲めるものがありません。そこで、ビール麦ではなく、麦茶用の麦を作れば子どもたちも一緒に楽しめると思い、今回の企画を考えました。麦は煮出すと甘くておいしい味がするのですが、そうした味わいもぜひ子どもたちに体験してほしいと思っています。
実は去年、試しに少しだけ麦を作って脱穀してみました。麦の実はヒゲがチクチクして、作業はなかなか大変で…。皆で麦茶を飲めるぐらい麦を育てて脱穀するとなると、これは大きな負担になってしまいます。今回は脱穀機に加え耕耘機もご支援いただくことで、より大きな畑でも作業できると考えました。
収穫した実は全て麦茶にするのではなく、一部は地域の人に配り、それぞれのご家庭でも麦を育てていただきます。育てながら「こうしたら元気に育ったよ」「こんな方法がいいよ」と情報交換するなど、皆さんのコミュニケーションが盛り上がっていけばと思っています。