6月2日、渋谷ストリームの近くにあるコミュ二ティFM「渋谷のラジオ」のスタジオ前で、『みど*リンク』アクションが開催されました。今回の支援グループは、渋谷で養蜂を行っている「渋谷みつばちプロジェクト」です。
渋谷みつばちプロジェクトは、2011年に渋谷のビルの屋上でミツバチの飼育を開始。採れたハチミツをさまざまなイベントで配りながら、渋谷にもおいしいハチミツが採れる環境があることを地域の人に知ってもらうとともに、「ハチミツを食べたら蜜源となる花や緑を増やしましょう」というメッセージを伝える活動を続けてきました。
2015年には「渋谷のラジオ」の立ち上げに参加。同ラジオ局のスペシャル・ファウンダーである福山雅治さんが、2002年に長崎で育てたひまわりの種の15代目を、渋谷、代官山、中目黒で育てる活動も開始しました。
今回は、渋谷のビルの屋上で野菜を育てる「NPO法人アーバン・ファーマーズ・クラブ」と協力し、18代目のひまわりを、渋谷ストリームの金王橋(こんのうばし)広場付近で、地域の人や近隣で働く人たちと一緒に育てます。
本日はその活動のキックオフ。18代目の苗をプランターに植えます。参加したのは、渋谷みつばちプロジェクトのメンバーと「渋谷のラジオ」のスタッフ、地域の方、そして当社社員です。まずは『みど*リンク』アクションの認定証の授与式を実施。続いては、プランターの準備です。大きな麻袋に土を半分ほど入れ、袋の端をくるくると丸めたら、オシャレな特製プランターのできあがり。ここに苗を植えれば、本日の作業は完了です。
途中で地域の子どもが飛び入り参加してくれました。手伝ってくれたお礼に、この春採れた渋谷のハチミツを一口あげると、「おいしい!」と大喜び。ひまわりを育てる活動にも興味がわいた様子でした。今回の活動を機に、花や緑を育てる活動の輪がさらに広がることが期待されます。
渋谷みつばちプロジェクト KATSU佐藤さんコメント
私自身が渋谷の街に育ててもらったこともあり、その恩返しをいつかしたいと40代の頃から思っていました。そんな中、温暖化やヒートアイランドの問題が起こっているのを知り、なんとかしなければと、2011年から渋谷にあるビルの屋上でミツバチを飼い始めました。渋谷にもハチミツが採れる環境があることを知ってもらい、花や緑を増やそうと声をかけていったのです。そうした活動をしていたところ、2012年の「渋谷ヒカリエ」オープンの際に、東急さんから声をかけていただき、渋谷で採れたハチミツをヒカリエで販売できるようになりました。さらに2016年には『みど*リンク』アクションでご支援いただくなど、さまざまな形で応援してもらっています。そして今回も、福山雅治さんのひまわりの18代目を育てる活動にご支援いただきました。ありがとうございます。
東京オリンピック開会のちょうど1年前となる今年7月24日にプランターを設置し、パラリンピックが閉会する1年前の9月6日まで皆さんと育てていく予定です。その後、渋谷の街が盛り上がるハロウィンの際に、19代目の種を皆さんに配ることで、さらに活動の輪を広げていこうと考えています。