7月12日、東急世田谷線世田谷駅の駅前花壇において、『みど*リンク』アクションが開催されました。今回の支援グループは、2014年度支援グループにも選ばれた「チーム世田谷駅前花壇」です。
チーム世田谷駅前花壇は、「NPO法人まちこらぼ」とともに、線路脇の空き地を花壇として整備し、維持・管理してきた地域グループです。駅前花壇は地域の人たちに長く愛されてきましたが、世田谷線と交差する道路の拡幅工事のために一時資材置き場になっていました。その後、2014年に花壇を再生することになり、その際に、『みど*リンク』アクションで花壇を作るための資材などを支援しました。
花壇再生から5年が経ち、周囲の木製の柵(ラティス)が腐り、囲い全体がぐらつく危険な状態に。そこで今回は柵の再整備を実施することになりました。今日は、新しい柵のお披露目と、花壇の手入れ作業を行います。参加したのは、チーム世田谷駅前花壇の皆さんと当社社員です。
きれいな花に囲まれて、『みど*リンク』アクション認定証の授与式を実施。続いて、参加者全員で雑草を抜いたり、花がらを摘んだり。当日は朝から小雨が降っていたため、少し早めに作業を切り上げることになりました。作業のあと、代表の飯田さんに新しい柵を見せてもらいました。今年はひとまず線路側の柵を整備し、来年、花壇西側(奥側)の柵を整備する予定だそうです。
世田谷駅は、東急線沿線の冬の風物詩ともいわれる「世田谷ボロ市」の最寄り駅。開催期間中は多くの人で賑わいます。チーム世田谷駅前花壇の皆さんは、花壇の整備を通して、おもてなしの空間を提供しようと考えています。柵が新しくなった美しい花壇は、この街を訪れる人にとっても、ほっとできる憩いのスポットとなることでしょう。
チーム世田谷駅前花壇 代表 飯田フサ子さんコメント
花壇のラティスがボロボロで危険な状態になっていたことは、ずいぶん前から気になっていました。見た目も悪く、「どうしてキレイにしないのか?」と、地域の方から柵を再整備してほしいという声が多数寄せられていました。
そのような中、『みど*リンク』アクションのご支援で新しいラティスを設けることができ、とてもうれしく思っています。実際に新しくなった柵を見た時に、「本当によかった」と思いました。花壇の手入れをしていても、とても張り合いがあります。柵があることで花壇全体がまとまった印象になるため、「花壇をお世話している」という実感をしっかりと持つことができるのです。
これからもチームの皆で力を合わせ、キレイな花壇を守っていきます。本日はありがとうございました。