爽やかな秋晴れとなった10月2日、たまプラーザ地域ケアプラザ4階の多目的ホールにおいて、『みど*リンク』アクションが開催されました。今回の支援グループは「NPO法人フラワークラブなな夢」です。
2015年に設立されたフラワークラブなな夢は、たまプラーザ、あざみ野エリアを中心に活動する団体。横浜市や川崎市の小学校、地域ケアプラザなどを会場に、花・緑に親しむことを通して心を育てる“花育”を続けています。
今回は、たまプラーザ周辺に住むアクティブシニアに、花と緑にふれ合う機会を提供しようと、庭や玄関に飾れる「秋の寄せ植え(コンテナガーデン)」の講座を開催しました。参加したのは、フラワークラブなな夢の皆さんと、地域の方々、たまプラーザ地域ケアプラザ・生活支援コーディネーターの今田さんと当社社員です。
『みど*リンク』アクション認定証の授与式に続いて、寄せ植え講座がスタート。まずは、ワイヤーでできたバスケット状の花器に、ココシート(椰子の実の繊維)を敷きます。水はけがよくなるよう小石を入れ、その上に土を敷き詰めました。
次は、ポットに植わった3種類の花(センニチコウ、ペンタス、パンジー)を花器の中に並べて、全体のバランスをチェック。植える場所が決まったら、ポットから出して土をかぶせます。割り箸を使ってスキマをなくし、土が均等になったら、飾りを差してできあがり!
「わぁ、かわいい!」「キレイ!」…。会場のあちこちからうれしそうな声が上がりました。完成した寄せ植えを見せ合い、楽しそうにおしゃべりする参加者のみなさん。「今回のような場を通して、新しいつながりができてほしい」という、代表の笹本さんの想いがしっかりと届いていました。
NPO法人フラワークラブなな夢 代表 笹本美穂さんコメント
みど*リンクには2018年度に続いて2回目の応募となります。前回は小さなお子様や親子を主な対象としていましたが、今回はアクティブシニアを対象とさせていただきました。
皆さんからは、「地域のために何かやりたいけれど、どうしたらいいのかわからない」という声が聞こえてきます。そうした方々に、花と緑の講座を通して、人とつながるきっかけを提供できればと思い、今回の活動を企画しました。
アクティブシニアの中には、一度何かに参加されると、その後も活動を続けてくださったり、ボランティアに目を向けてくださったりするようになる方がたくさんいらっしゃいます。今日の講座は、皆さんに楽しんでいただきましたので、このあとも、花に水をあげてお世話をしたり、自分で花を植えて育てたりと、次のアクションにつながっていけばうれしいですね。