『みど*リンク』アクション

爽やかな秋空が広がった11月8日、谷本川(鶴見川)沿いの土手にて、『みど*リンク』アクションが開催されました。今回の支援グループは、市ヶ尾・藤が丘エリアで活動する「桜を愛する会」です。

「桜を愛する会」は、谷本川にかかる川間橋から新川間橋の間に、50本のセンダイヤ桜を植え、年間を通して桜並木の育成や維持管理(下草刈り、害虫駆除、剪定など)を行っています。2002年の立ち上げ以来、徐々に参加者が増え、現在では地域住民を中心とした約120人ものメンバーによって運営されています。

地域の人たちに愛される谷本川の桜並木ですが、昨年(2019年)9月の台風によって、5本の桜が倒木の被害にあい、景観が損なわれてしまいました。そこで今回、新たな苗木を植え、従来の景観を取り戻す計画が立てられました。

今回購入された5本の苗木

認定証授与式の様子

イベントに参加したのは、「桜を愛する会」のメンバーと当社社員。本日は、川沿いにセンダイヤ桜5本の苗木を植えます。

最初に『みど*リンク』アクションの認定証授与式を実施。続いて、会の代表である石原博さんが挨拶され、集合写真を撮ったあと、5つの班に分かれて植樹を行いました。傾斜の急な土手での作業でしたが、皆さんテキパキと慣れた様子で、無事予定時間内に5本の苗木を植えることができました。

参加メンバーからは、「歯抜け状態だった桜並木がもとに戻って、本当にうれしい!」と喜びの声が聞かれました。川沿いを散歩する人たちの憩いの景観として、また田園都市線の車窓から見える春の風物詩として、これからも地域の人たちの目を楽しませてくれるでしょう。

皆でしっかりと作業内容を確認します

土手に移動して作業開始

肥料を加え、土を踏み固めたら

木を支柱にくくり付けて作業完了です

元気に育つことを願って

現在、会員を絶賛募集中です!

キレイな桜並木が戻ってきますように

桜を愛する会 広報担当 渡邉 櫻さんコメント

昨年9月9日の台風19号により、センダイヤ桜が5本、根元からぽっきり折れてしまいました。さあどうしようかと、皆で手分けして苗木を探したところ、茨城県結城市にある公益財団法人日本花の会さんがセンダイヤ桜を販売していることがわかりました。

ただ、輸送費などを含めると高価になり、費用を捻出するのがなかなか難しい。そんな折、『みど*リンク』アクションの募集があり、申し込んだところ、ご支援をいただくことができました。おかげさまで、もとのように桜並木が復活し、皆大いに喜んでいます。また、今後会を運営していくうえでの大きな励みにもなりました。本当にありがとうございました。