『みど*リンク』アクション

11月12日、日吉地区センターにて、『みど*リンク』アクションが開催されました。今回の支援グループは、地域の皆さんによって結成された「日吉商店街British Market実行委員会」です。

東横線の日吉にある慶應義塾大学のキャンパスは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における英国チームの事前キャンプ地のひとつになっています。地元商店街では、大会前の2020年5月上旬に、「日吉商店街British Market」を開催して街を英国風に彩るとともに、英国文化やスポーツを学び、体験できる場を提供することにより、地域全体で英国チームを応援する気運を醸成しようとしていました。

ところが、新型コロナウイルスの影響によって東京2020大会は延期。「日吉商店街British Market」も中止となってしまいました。そこで実行委員会では、グループのメンバー構成はほぼそのままに、新たなまちづくり活動を企画することに。「HIYOSHI GREEN ACTION あつまれ日吉の森プロジェクト ~日吉西地区緑化計画~」というプランをまとめ、横浜市の「地域緑のまちづくり事業」に提案を行いました。本日は、その取り組み内容を、地域の人や商店街関係者に向けて説明する会でもあります。

実行委員長の西脇さん。SDGsも意識した取り組みです

会場には多くの人が集まりました

日吉サンロード商店会副会長の杉谷さん

日吉普通部通り商店街の島名さん

当社社員も、『みど*リンク』についてご説明

説明会の冒頭、実行委員長の西脇秀人さんが、プロジェクトの主旨や目的を説明しました。本プロジェクトは、日吉駅西口前広場を中心とした地域コミュニティをベースに緑化ボランティア団体を設立し、日吉の街全体を緑化していくというもの。日吉駅をはさんで東側にある慶應義塾大学日吉キャンパスと、西側にある「松の川緑道」を緑でつなぐ「グリーンベルト作戦」を2030年まで実施するほか、「花育」を通じて人のつながりを作り、それを広げていくことも活動のひとつに掲げています。説明会にはたくさんの人が詰めかけ、関係者の説明に熱心に耳を傾けていました。

認定証授与式を行いました

会の最後は自己紹介タイム

支援品のマイクセットを披露してもらいました

「日吉商店街British Market」で使用する予定だった『みど*リンク』の支援品(人工芝やテントなど)は、今後の活動の中で利用していくそうです。新型コロナウイルスによって、イベントは中止となりましたが、日吉のまちづくり活動は、新たな取り組みに向けて動き出しています。

日吉商店街British Market実行委員会 実行委員長 西脇秀人さんコメント

「日吉商店街British Market」が開催できなかったのは残念ですが、イベントに向けて地域の町内会や商店街、大学関係者などが集まり、つながりができました。これを継続して、同じような枠組みで何かしようと考えたのが、今回の取り組みのきっかけです。

日吉西地区の緑化計画は、現在、横浜市の「地域緑のまちづくり事業」の二次審査を受けている段階です(2020年11月時点)。2月の上旬ぐらいには結果が出る予定ですが、ぜひ来年度の事業として推進していきたいと考えています。

まちづくり活動は結局、人と人のつながりを深めていくことだと思います。新型コロナのこともあり、その重要性を再認識したところでもあります。そういう意味でも、これからの活動を持続可能なものにしていくべく、頑張っていきたいです。