東急多摩川線の矢口渡駅より東へ8分ほど歩いたところにある大田区立東矢口三丁目公園において、大田おもちゃライブラリー「じゃりかふぇ」を支援する「みど*リンク」アクションが開催されました。 大田おもちゃライブラリー「じゃりかふぇ」は、大田区で、障がいの有無に関わらず子どもたちが一緒に遊べる場所を提供しているボランティアグループです。大田区立東矢口三丁目公園の花壇づくりもその活動のひとつ。地域の住民たちが集い、憩いの場を創出しようと尽力しています。今回、「みど*リンク」アクションでは花の苗や植栽道具などを支援。本日の目的は、公園の花壇に花を植えることです。
参加したのは、大田おもちゃライブラリー「じゃりかふぇ」のスタッフと子どもたち、そして当社社員です。さらに、同区で花とみどりを守り育てる活動をしているNPO法人「大田・花とみどりのまちづくり」のみなさんや、サンタクロースを通じた社会貢献活動を行う「チャリティーサンタ」のメンバー、大田区まちなみ維持課の方などたくさんの方にお手伝いいただき、賑やかなイベントとなりました。
王様に扮した「じゃりかふぇ」代表の庭野さんほか関係者のあいさつに続き、「みど*リンク」アクション認定証の授与式を実施。NPO法人「大田・花とみどりのまちづくり」のメンバーから苗の植え方や注意点を聞いたら、いよいよ作業開始です。苗をビニールポッドから丁寧に取り出し、移植ごてで掘った穴に入れて土をかぶせます。場所は公園の入口付近と奥の2ヶ所。参加メンバーや子どもたちの活躍により作業は順調に進み、色とりどりの花で彩られた美しい花壇が誕生しました。
これまではちょっぴり殺風景だった同公園も、花壇の完成によってぱっと華やかに。地域のさまざまな世代が集まる交流の場として、今まで以上に愛される公園となっていくことでしょう。
大田おもちゃライブラリー「じゃりかふぇ」 太田明代さんのコメント
大田区では、障がいを持つ子どもは児童館での学童保育になかなか受け入れてもらえず、放課後の遊び場に困る子どもがたくさんいました。それでわたしたちは、障がいのある子どもたちも障がいのない子どもたちも共に遊べる場を設けるため「じゃりかふぇ」をつくったのです。初めは館内だけで活動していたのですが、公園でも遊びたいねということになり、大田区からこの公園を借り、さらに活動のひとつとして花壇の整備も実施することにしました。
花の苗などを購入する資金をどうしようか悩んでいたところに、NPO法人「大田・花とみどりのまちづくり」のみなさんから、東急電鉄さんが地域ボランティアグループの活動を支援していることを教えてもらい応募することにしました。
もともとこの公園は、雑草だらけで子どもたちが遊ばない場所だったのです。それが今回の花壇をつくる活動を通して手入れが行き届くようになり、子どもたちや地域のみなさんが集まる公園に生まれ変わりました。東急電鉄さんのご支援のおかげです。ありがとうございました。