『みど*リンク』アクション

春らしい陽気となった4月23日、青葉台駅近くにある青葉台郵便局の屋上で、『みど*リンク』アクションの認定証授与式が行われました。今回の支援グループは、日本郵便の南関東支社および青葉台郵便局の有志らによって結成された「青葉台ハニービープロジェクト」です。

青葉台郵便局には、今年(2021年)7月、地域交流の拠点となるコワーキングスペースが開設されます。これをきっかけに、青葉台郵便局の有志が、地域のNPO法人、自治会、学校などと連携し、緑化・美化活動や市民参加型の取り組みを通して地域に貢献しようと始めたのが、郵便局の屋上でミツバチを育てる「青葉台ハニービープロジェクト」です。

同グループは、『みど*リンク』アクションの2019年度支援グループでもあるNPO法人森ノオトや、青葉台工務店などに協力を要請。青葉台郵便局の屋上にミツバチの巣箱を設置し、郵便局周辺に蜜源となる植物を植える活動を開始しました。青葉台エリアの緑化・美化とともに、採れたハチミツを使った商品づくりや、イベントを通した地域の活性化も図ろうとしています。

ミツバチが飛ぶ屋上で授与式を実施

代表の村野さん(左)と

本日は、『みど*リンク』アクション認定証の授与式に加え、屋上の安全性を高めるために防護柵を設置し、ミツバチの蜜源となる花を植えるためのプランターを作ります。参加したのは、「青葉台ハニービープロジェクト」のメンバーとNPO法人森ノオトの梅原昭子さん、青葉台工務店の皆さん、そして当社社員です。

参加者たちは授与式に先立って作業を開始。全員が集まったところで、認定証授与式を実施し、その後、プランター作りに取り掛かりました。

気持ちのいい青空の下での作業風景

皆で協力してプランターを組み立てます

完成した立派な防護柵

柵の足下はしっかりと固定

巣箱の中も見せてもらいました

たくさんのミツバチ。頑張って蜜を集めてね!

屋上に木製のしっかりした柵を設置したことで、地域の人や子どもたちが安心して立ち入ることができるようになりました。

身近な郵便局を中心とした養蜂の取り組みが、地域にどのようなコミュニティの輪を広げていくのか、今後の展開に期待が高まります。

青葉台ハニービープロジェクト 村野浩一さんコメント

3年ほど前、NPO法人森ノオトさんが青葉区との協業事業として実施している「フラワーダイアログあおば ~花と緑から生まれる対話~」に参加して、私たち青葉台郵便局も花と緑の取り組みをしたいなと考えたのがこのプロジェクトのきっかけです。

具体的に何をしようかと思案していたときに、当社の南関東支社の担当者が「養蜂はどうだろう」と提案。私自身、以前から広い屋上を利用できないかと考えていたこともあり、「屋上で養蜂をやろう」と思い立ちました。その後、地域で養蜂を行っている団体を視察し、森ノオトさんや青葉台工務店さん、ガーデニングの専門家であるQ-GARDENさんの協力を得て、昨年12月にプロジェクトを立ち上げることができました。

花植えについては、まずは郵便局の周辺にプランターを置いていく予定です。次のステップとして、近隣の方々にもプランターを置いてもらえないか相談し、協力を得られたところから設置していきたいと思います。

さらに近隣の学校などにもお声がけし、養蜂の見学や採蜜に参加いただければ素敵だなと考えています。また今年から郵便局内に東急さんのコワーキングスペースができますので、そこで働く人や地域の人にもお声がけし、花の水やりや蜂の世話などを通してコミュニティが広がっていけば嬉しいです。

この活動は継続することがとても大事ですので、できるかぎり長く続けたいと思います。活動がしっかりと回っていくよう、これからも頑張ります。