梅雨の晴れ間となった6月26日、東急東横線・綱島駅から徒歩5分ほどの横浜市綱島地区センターにて、『みど*リンク』アクションが開催されました。
会場となった「横浜市綱島地区センター」が今回の支援グループです。同センターは1989年に開館。地域の交流拠点として機能するほか、綱島地区の緑化活動も推進しています。
活動にあたっては、2019年7月に発足した緑化ボランティア団体「綱島地区センター・ガーデ二ングクラブ(略称TGC)」と連携しています。月2回、花壇の手入れや樹木の剪定など、植栽の維持・管理を実施。また、敷地内に設けた育苗ナーセリー(圃場)で播種・育苗を行い、生育した苗を地域の緑化活動に役立ててもらう取り組みを進めています。さらに、同センターはTGCのメンバーや地域在住の方を講師に招いての園芸・緑化・花育をテーマとする講座の開催、地域緑化活動の紹介や啓蒙、TGCメンバーの発掘などを行い、地域と人をつなぐ役割を担っています。
本日は、『みど*リンク』アクション認定証の授与式と定例活動を行います。参加したのは綱島地区センターの館長と副館長、TGCの皆さん、そして当社社員です。
最初に綱島地区センターの高橋館長にご挨拶いただき、続いて認定証授与式を実施。その後、参加者たちが敷地内の花壇に散らばり、作業を開始しました。雑草を抜き、伸びすぎた樹木の枝葉を剪定したり、花がらを取り除いたり。皆さん協力して手際よく作業を進め、ほどなくして、すべての花壇がすっきりときれいになりました。
「皆で集まっておしゃべりをして、一緒に作業できるのが楽しい」と、TGCのメンバーが笑顔で話してくれました。また綱島地区センターの田川副館長は、「今後、育苗ナーセリーで育てた花苗を地域の緑化拠点に提供することで、このエリア全体の緑がどんどん増えていきます」と、今後の展望をうれしそうに語ってくれました。
綱島エリアに緑を増やし、地域の人と人をつなぐこの取り組み。これからの展開がますます楽しみです。
横浜市綱島地区センター 館長 高橋 芳伸さんコメント
「地域に貢献できる未来型の地区センターをつくりたい」という思いから、いろいろな活動を行っています。そのひとつが「緑をテーマとした活動を通して地域に貢献する」というこの取り組みです。
綱島地区センターの敷地内にはたくさんの緑があります。これを活用し、ボランティアの皆さんと一緒に、地域の魅力度アップにつながる活動を一年半ほど前から実施しています。現在、綱島地区では再開発が進行中です。地区センターとしては、「緑」という視点から、この地域の潤いが保てるよう、少しでもお役に立てればうれしいですね。