『みど*リンク』アクション

7月2日(日)晴天の下、田園都市線つくし野駅から徒歩8分ほどのところにある畑で『みど*リンク』アクションが開催されました。今回の支援グループは、ボランティア団体「つくし野ビオトーププロジェクト」です。

同団体は、つくし野の地域で多様な野菜を植え、育て、収穫し、調理して、食べることを通じて植物の恵みを感じる自然体験、環境学習の機会を長年継続的に提供しています。年間24回の活動行事を実施。ヒトと環境とを深く学び、地域の中で子どもたちのみならず家族も一緒に世代間交流も行いながら、地域社会が成長していく活動をしています。2005年の創設から、活動行事の参加者は延べ15,000名に達し、さらに毎年参加数が増加し、周辺地区に広がっています。

本日は、総勢60名以上が参加して、団体専用の畑に3月に植えた「ジャガイモ」を収穫します。最初に、団体代表の小池さんから植物としてのジャガイモについてのお話、収穫の案内がありました。分かりやすいお話に、参加の子どもたちも楽しそうに聞き入っています。その後、『みど*リンク』アクションの認定授与式と集合写真の撮影を行いました。

2023年度4回目の定例活動です

子どもたちに慕われている代表の小池さん

小学生にも分かりやすい資料を畑の中に掲出して説明します

参加者全員で集合写真

ジャガイモの収穫は、小学校上級性、下級生、未就学児と別々の畑で行います。上級生は元気よく、未就学児は保護者と一緒に、たくさんのジャガイモの収穫を楽しみました。

驚きの大収穫!子どもたちが掘ったジャガイモを、お父さん、お母さんたちが運び、参加家族分に大きさや量を配分します(これが大仕事なのです)。運ぶのも大変!配分も大変!でも大人たちはみんな笑顔です。子どもたちも土に触れる体験を楽しんで、笑いの絶えない収穫体験でした。

未就学児もがんばって収穫!

収穫したジャガイモは一家族に8㎏ほどが無償で配られました。この日の夜、今回の参加者から小池さん宛てに、次々と夕食の写真が送られてきたそうです。「初めて一人で参加しました。夕食は肉じゃがと大好きなじゃがバターで!ごちそうさまでした!」「ハート形のハッシュドポテトは娘の作。他のポテサラなどは、パパの作。今日もありがとうございました」など、最後まで活動を楽しまれた様子が浮かぶメッセージが添えられていました。

「お疲れさま!」収穫を分け合います

収穫したジャガイモを袋に入れてお持ち帰り

その日の食卓を彩りました

今年度は「カブトムシ相撲大会~つくし野場所」などの定例活動が予定されているとか。これからも笑顔の輪が広がっていきそうです。

つくし野ビオトーププロジェクト 代表 小池 常雄さんコメント

「つくし野ビオトーププロジェクト」は、年間24回の活動行事を実施し、地域の子どもたちのために、さまざまなプログラムを用意した活動を継続しております。
長年の継続活動で地域コミュニティーが育まれ、素敵なまちづくりにも貢献しております。参加者の父兄からも、子どもたちの良い経験になる、大きくなるまで参加してお付き合いが続く、などと喜ばれております。参加者の皆様がこの団体の良き協力者になって、つながりが広がっているのが感じられます。この団体の活動が、いつまでも地域皆さんと共に楽しく豊かに続きますことを願っています。