『みど*リンク』アクション

11月28日、東急田園都市線青葉台駅からバスで5分ほどのところにある青葉台小学校にて、「青葉台*ミツバチと緑の應援團」を支援する『みど*リンク』アクションが開催されました。

「青葉台*ミツバチと緑の應援團」は、青葉台郵便局の有志によって結成されたグループで、郵便局の屋上で飼っているミツバチを活動のシンボルとして、青葉台駅周辺の緑化・美化に取り組んでいます。メンバーは以前からミツバチの飼育を行っていて、2021年度には「青葉台ハニービープロジェクト」、2022年度には「ミツバチでつなぐ青葉台駅周辺の花と緑と人」として『みど*リンク』アクションの支援グループに選ばれています。本年度は、これまでの活動の範囲をさらに拡大。近隣の小学校や高校生との連携を深めたほか、採取したハチミツを使って地元商店街とコラボ商品を開発したり、その商品の紹介イベントを開催したりするなど、地域と連携した取り組みを活発化しています。

本日の活動は、青葉台小学校の4年生と一緒に、校内に新たに設置するプランターを発泡スチロールで作り、そこに花苗を植えることです。参加したのは、「青葉台*ミツバチと緑の應援團」のメンバーと、青葉台小学校の児童たち、そして当社社員です。

児童たちが集合し、認定証授与式を開始

代表の村野さん(左)に認定証を渡しました

まずは、『みど*リンク』アクションの認定証授与式を行いました。授与式が終わると、児童たちが地元の商店街のお店から譲ってもらった発泡スチロールを、ゴミが出ないようビニール袋に入れて、プランター作り開始!

はじめに発泡スチロールを裏返し、油性ペンで点をつけていきます。次は、割り箸をつかって、その点のところに、水捌けがよくするための穴を開けていきます。続いて、発泡スチロールの蓋をバキバキと折り小さな破片にしたものを、水切りネットの中に入れて、鉢底石代わりに発泡スチロールの底に敷き詰めます。あとは、培養土を入れれば手作りプランターの出来上がり。複数の班にわかれた児童たちは、メンバー同士で協力しながら、楽しそうに作業を続けていました。

発泡スチロールを運んで作業開始

箱の裏に書いた点に穴をあけます

蓋をバキバキ割っていく作業はとても楽しそうでした!

土を入れたらプランターの出来上がり!

プランターができたら、校庭に面したピロティに運んで、花苗を植えます。最後に水をたっぷりあげたら、本日の作業は終了です。

郵便局メンバーのサポートもあって、テキパキ作業が進みます

花苗の入った鉢を並べ、バランスをチェック

郵便局メンバーが植え方を説明

鉢から苗を出し、植えていきます

花苗が植えられたプランターを並べていると、さっそくミツバチやチョウチョウが蜜を吸いにきました。その様子を嬉しそうに見つめる児童たち。青葉台郵便局の皆さんがはじめたプロジェクトが、地域の子どもたちの「自然を大切にする気持ち」や「街への愛着」につながっていることが実感できるイベントでした。

ミツバチが喜ぶ、新たな蜜源の誕生です!

青葉台*ミツバチと緑の應援團 村野 浩一さんコメント

今年度行った活動は、まず子どもたちとの緑化活動です。「青葉台ハニービープロジェクト」で郵便局の屋上に設置したミツバチの巣箱を、近隣小学校の授業の一環として、全部で3回、見学してもらいました。見学会を通して、街の中でミツバチを飼育することはどんな意味があるのかを学んでもらったところ、子どもたちから「何かお手伝いできないか」と相談がありました。我々としては、やはり蜜源となる花と緑を増やしたいという思いがあったので、「一緒にプランターを作り、花を植えましょう」と提案し、本日の活動を実施するに至りました。

これ以外にも、我々が普段お世話している郵便局近隣にある花壇の花に、地域の高校生が夏休み期間中、毎日水やりをしてくれるなど、地域の学校との連携が深まっています。

また、今年はハチミツが合計約180kgも採れました。これを利用して、地元の店舗とオリジナル商品を開発しているのですが、今年は商店街6店舗の協力を得て、その商品を紹介するイベントも開催しました。地元の商店街の会長さんたちや自治会長さんたちがとても強力的で、本当にありがたいことだと思っています。

我々の取り組みの最終的な目的は、「青葉台の街って、なんか楽しいことをやっているよね」という言葉が、どの世代からも出てくるような街にしていくことです。そのために、花と緑にあふれ、ミツバチが飛び交う街にしようと考えています。そのきっかけをいただいた『みど*リンク』アクションのご支援には、とても感謝しています。