『みど*リンク』アクション

7月7日、田園都市線・つくし野駅から10分ほどの場所にある畑で『みど*リンク』アクションが開催されました。今回の支援グループは、「つくし野ビオトーププロジェクト」です。つくし野ビオトーププロジェクトは、2005年に発足、18年間の活動実績があり、これまでに3回『みど*リンク』アクションの支援を受けている団体です。地域の未就学児、小学生、その保護者を主な参加者として、自然体験を中心とした体験的環境学習を提供してきました。専用の畑でさまざまな作物を栽培・収穫するなど、つくし野地区全体が多様な生き物が暮らしているビオトープであることを感じられるような活動を、年間を通じて実施しています。

つくし野ビオトーププロジェクトのこれまでの参加人数はなんと延べ1.7万人以上。現在でも年間1,000人が参加しており、つくし野地区以外からの参加者も増加しています。今年度は「2024つくし野ビオトーププロジェクトXIX」として、これまでの取り組みを継続。ブログなどで紹介しながら、年間24回ほどのイベントを実施する予定です。

本日の活動は、毎年恒例となっている「畑のお世話〜ジャガイモの収穫」です。参加したのはつくし野ビオトーププロジェクトのメンバーと地域住民、そして当社社員です。

「種芋の10倍ぐらい収穫できるんだよ」と小池さん

認定証はいつも活動に参加する子どもたちに受け取ってもらいました

参加者が畑に集まったら、まずはつくし野ビオトーププロジェクト・代表の小池さんがジャガイモの育て方や特徴、掘り方を、子どもたち、参加者全員に丁寧に説明しました。

続いて『みど*リンク』アクション認定証の授与式を実施。参加者全員で集合写真を撮ったら、いよいよジャガイモの収穫開始です。

最初にお父さんたちが、子どもたちが掘り出しやすくなるよう、ジャガイモが埋まっている畝の周りを、軽くシャベルで掘り返します。次にスコップを持った子どもたちが一斉に土を掘り始めました。「このジャガイモ大きい!私の顔ぐらいある!」「こんな小さなジャガイモもあったよ!」など、畑のあちこちから子どもたちの歓声が上がります。

お母さんたちは、畑の一角に実っているピーマンとシシトウの収穫を担当。その実の艶やかな緑色に皆さん感動の声を上げていました。

まずは畝(うね)の際を掘り返します。なかなかの重労働!

お待ちかねのイモ掘りにみんな夢中!

こんなに大きなのがとれたよ!

友達同士で参加

シシトウ、ピーマンの収穫も

大量のジャガイモが収穫できました!

今回収穫したジャガイモ、ピーマン、シシトウは、同じ日の朝にとれたサヤインゲンやミニトマトと合わせて、均等に分けて持ち帰りました。「ミニダイコンも収穫していいよ」と帰り際におまけももらえることになり、みんな大喜び。

畑ではさまざまな作物が育てられていました。そうした多様な作物によって、自分たちの命が支えられていること実感できる収穫イベントとなりました。

アイスを食べて一休み

これだけ多いと、均等に分ける作業も大変

みんな袋がパンパンに!

最後にダイコンの収穫も体験できて、大満足!

参加者みんなで記念撮影

つくし野ビオトーププロジェクト 小池 常雄さんのコメント

我々の活動は2024年度で19年目を迎えます。コロナ禍が明けて普通の活動に戻った今、特に畑での取り組みがとても評判がいいですね。今日もこんなに暑いのに、たくさんの方が集まってくれて、やはりニーズがあるのだなと実感しました。

2024年は、地域の幼稚園や小学校からも校内のビオトープ整備や畑の取り組みを子どもたちと一緒にやってほしいとの依頼があるなど、活動の場が広がっています。これまでの活動で培ったノウハウを生かして、今度もどんどん活動の場を広げていけたらうれしいですね。

子どもたちの笑顔を見られるつくし野ビオローププロジェクトの活動は、私の生きがいの一つにもなっています。これからも体力の続く限り、長く続けていきたいです。