ようやく秋らしくなった10月27日の日曜日、田園都市線のつきみ野駅周辺で『みど*リンク』アクションが開催されました。今回の支援グループは、今年度初めて支援対象に選ばれた「つきみ野自治会 つきみ野まちづくり委員会」です。
つきみ野まちづくり委員会は、つきみ野自治会から生まれたグループ。「鶴舞通りをフラワー通りに」を合言葉に町内で参加者を募り、つきみ野駅前の鶴舞通りを中心に、花の整備や管理を行っています。
活動拠点の「つきみ野1号小公園」に集合
今日の活動は、花の植え替えや整備の他、今回の支援で購入した大型プランターの配置場所を決めることです。
本日植え替える花
持ち場に分かれて、咲き終わりの花を抜くなど手際よく整備
鶴舞通りの花壇も植え替え
土をほぐして、空気を含んだやわらかい土にしてあげます
大型プランターを駅前に運びます。力仕事も協力して
歩道の奥側がいいか…
車道側がいいか…
改札を出たときにどう見えるかな?
話し合いの後、多数決で配置が決定しました!
公園に戻って、代表の佐藤さん(左)に認定証をお渡ししました
つきみ野駅前の歩道に置かれたプランター
『つきみ野の街なみ』に関する申し合わせの看板
つきみ野自治会 つきみ野まちづくり委員会 代表 佐藤 知明さんのコメント
つきみ野の街が区画整理されて、分譲が始まってから約50年。
以前は活発だったグリーン委員会の活動も、高齢化で、4年前に私が委員長を引き継いだ時には、メンバーが5人だけ、という状況でした。
花の手入れが行き届かないと同時に、ごみのポイ捨てが増えて街が汚れてきて、これは良くないなと思って。
市の助成金などを調べて活用し、活動を始め、今年度は初めて『みど*リンク』アクションに認定していただきました。まちづくり委員も、自治会としてではなく、“花と緑の活動を行うメンバー”として募集したところ、園芸が好きな人が集まってくれて、29人になりました。
チューリップの球根を配って、好きな時に植えてもらう活動も行っていて、その参加者も増えています。何よりうれしいのは「花でまちや駅前がきれいになった!」という評判を聞くことが多くなったこと。ゴミや吸い殻のポイ捨ても減ったと聞いて、やりがいにもつながっています。
昨年、昭和59年にできた『つきみ野の街なみ』に関する申し合わせの看板を新しく作り替えました。ここにある“まちへの思い”は、新しく入居する若い世代にも引き継いでいきたい内容です。
今回の支援で大型のプランターを購入できたことで、メンバーの活動意欲も増し、感謝しています。今後も参加者を増やし、地域のたくさんの方たちと一緒に、花いっぱいの魅力的な街になるように楽しく活動していきたいです。