『みど*リンク』アクション

5月24日、田園都市線・たまプラーザ駅からバスで10分ほどのところにある横浜市青葉区荏子田二丁目のバス通りで『みど*リンク』アクションが開催されました。支援グループは、荏子田自治会Jブロックの方々が中心となって結成された「荏子田2丁目J会」です。

横浜市青葉区荏子田2丁目Jブロックに隣接する約200メートルのバス通りには街路樹が植えられていますが、その植樹桝には雑草が生い茂り、通行の妨げになるなど地域の悩みの種になっていました。そこで昨年、荏子田自治会Jブロックの住民が「荏子田2丁目J会」を結成。「雑草が生えにくい」「手入れに手間がかからない」「癒される街並み」を目指し、街路樹の根元に季節の花や紫陽花を植える取り組みを開始しました。

同会では、まず街路樹の根元に生い茂った雑草を除去し、土づくりに着手。その後、横浜市青葉区から提供を受けたパンジー、ノースポールなどの花苗やチューリップの球根を植えました。本日実施するのは、これらの花を紫陽花に植え替える作業です。

代表の勝間田さんから作業の説明を受け、集合写真を撮影したら、さっそく作業開始です。まずは街路樹の植樹桝に生えた雑草や、以前植えた花を抜いていきます。続いて、紫陽花を植えるためにスコップで穴を掘り、そこに腐葉土をまいたら、鉢から取り出した紫陽花を丁寧に植えていきます。最後にジョーロで水をあげたら完了。広範囲にわたる作業でしたが、皆さんで分担して進めたことで、予定通り終えることができました。

最初に作業内容を共有します

まずは雑草抜き。たくさん生えていて大変

チューリップの球根は来年までとっておきます

続いて穴掘り。けっこうな重労働!

栄養となる腐葉土をまいたら…

紫陽花を植えて…

優しく土をかぶせていきます

色とりどりの紫陽花が並ぶことで、バス通りが華やかな印象に。地域の皆さんの思いが込められた、新たな癒しのスポットが誕生しました。

元気に育ってね!

紫陽花を植えない場所の雑草抜きもしました

点々と並ぶ紫陽花がかわいい

代表の勝間田さん(左)と横山さん(右)

荏子田2丁目J会 勝間田 晴子さん、横山 明子さんコメント

この辺りは雑草がよく生える場所らしく、以前、バス通りの街路樹の根元には雑草が生い茂っていました。雑草が歩道まで倒れ込んできて、歩きにくかったり、見栄えも良くなかったりして、皆さんここ何年も気にしていたのですね。「そろそろ何とかしたいね」と、みんなで話していたときに、たまたま私が荏子田自治会のブロック長に選任されまして。じゃあ、これを機に取り組みを始めようかということで、昨年「荏子田2丁目J会」を結成しました。

最初に「紫陽花を植えよう」ということは決まったのですが、予算を確保するのが難しく、みんなで悩んでいました。そんなときに、私の友人に『みど*リンク』の支援グループである「スパイスアップ SOZAi循環Lab」のメンバーがいて、彼女が『みど*リンク』アクションのことを教えてくれたのですね。それで思い切って応募してみたところ、今回ご支援いただくことになりました。友人にも東急さんにも、感謝の思いでいっぱいです。(勝間田さん)

作業をしていると、通りがかりの人たちから「キレイですね」とお声がけいただくことも増え、大きなやりがいを感じています。まずはこのバス通りを「アジサイロード」と呼ばれるようにしていけたらと思います。さらにその先には、活動の場を広げたり、地域の人に紫陽花をお分けしたりして、街全体が花でいっぱいになればうれしいですね。本日はありがとうございました。(横山さん)