『みど*リンク』アクション

首都高速3号渋谷線と山手トンネルを結ぶ大橋ジャンクション。2012年度最後の「みど*リンク」アクションが、このジャンクションの屋上にある「目黒天空庭園」で実施されました。参加したのは、大橋エリアの街づくり活動を行っている「大橋エリアマネジメント協議会」のメンバー。そして山梨県甲州市勝沼にあるワイナリー「白百合(しらゆり)醸造」の方々と、当社社員です。

本日の作業は、目黒天空庭園の中にできる「天空のブドウ園」にブドウの苗を植えること。プリズムタワー集会室で「みど*リンク認定証」の授与式を行い、参加者のチーム分けをしたら、さっそく庭園へと向かいます。白百合醸造さんから植え付け方法のレクチャーを受けたあと、各チームに分かれて作業をスタート!

まず苗を植える場所を掘り、掘り出した土から苗の成長を妨げるゴミなどを取り除いて、ピートモスと呼ばれる泥炭と混ぜ合わせます。根の長さをそろえてから先ほど混ぜた土をかけ、支柱に結べばできあがり。強い風が吹く中での作業となりましたが、予定していた時間内に全ての苗の植え付けを終えることができました。

本日植えたブドウは、うまくいけば今年9月末には収穫できるとのこと。そのブドウを使って、ワインの醸造を行う予定です。地域の皆さんが一体となり、苗の植え付けから携わったワインが生まれることで、これからの街づくりがさらに活性化していくことでしょう。

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大橋の街を再生しよう、明るく楽しめる街にしようということから、地域住民による大橋エリアマネジメント協議会が結成されました。その活動のひとつとして、目黒天空庭園でブドウを育ててワインを造ろう、というアイデアが生まれたんです。

都会の真ん中でブドウを栽培して、ワインを造るということはそう簡単ではありません。でもこの計画に夢を感じて協力してくださっている白百合醸造さんや、今回の東急さんのご支援など、皆さんの心強い応援がありますから、地域のためにもぜひ成功させたいと思っています。

私たちが始めたワイン造りが地域に根づき、私たちの下の世代やその子どもたちが引き継いでいってくれる、そんな将来を夢見ながらがんばっていこうと思います。本日はありがとうございました。

大橋エリアマネジメント協議会 豊田捻