12月8日、東急田園都市線・青葉台駅からすぐの青葉台郵便局と、そのお隣の青葉台公園にて、『みど*リンク』アクションが開催されました。今回の支援グループは「ミツバチでつなぐ青葉台駅周辺の花と緑と人」です。
同グループは、青葉台郵便局の有志らが郵便局の屋上で行っているミツバチの飼育を活動のシンボルとして、青葉台駅周辺の緑化・美化に取り組んでいます。ミツバチの飼育は「青葉台ハニービープロジェクト」というグループ名で2021年度に『みど*リンク』の支援を受けました。現在は活動の幅をさらに広げ、郵便局入口前の空きスペースに花を植えて、地域の人が憩える場にしたり、日本郵便(株)が廃材として処分した板パレットでプランターを作って近隣の小学校で活用してもらったり、さらには、採取したハチミツを使って地元商店とコラボ商品を開発するなど、地域と連携しながら活動しています。
今日は、郵便局入口のスロープ部分に設置したプランターに花苗を植え、道路を挟んで隣にある公園にミツバチの蜜源となる植物を植えて新しい花壇を作ります。参加したのは、グループのメンバーである青葉台郵便局の有志の皆さんと当社社員です。
参加者は郵便局と公園、2つのチームに分かれて作業を開始。郵便局チームは、まず有機培養土と腐葉土、バーク堆肥をプランターに入れ、移植ゴテで混ぜました。
並行して公園チームは、花壇を作る場所をショベルで掘り返す作業を開始。これがなかなか重労働で、冬場にも関わらず、すぐに汗が噴き出してきます。掘り返した後は、有機培養土、腐葉土、バーク堆肥を土の上にまき、丁寧に混ぜました。
作業が一段落したところで、参加者たちは青葉台公園に集合。『みど*リンク』アクションの認定証授与式を行い、全員で集合写真を撮影しました。
ひと休みしたら作業を再開。郵便局では、へデラ・グレーシャーとハゴロモジャスミンを苗ポットから出して、1つのプランターにそれぞれ2株ずつを植え、長く伸びたつるを園芸用のテープで柵に固定しました。公園では、最初にチューリップなどの球根を、続いてローズマリーやカルーナ、ジャノメ・エリカの苗を植えました。開花が楽しみな花壇の完成です。
代表の村野さんによると、今年は郵便局屋上の養蜂場でハチミツが約120kgも採取できたそうです。このハチミツを使った地元商店とのコラボ商品が近々複数登場する予定とのこと。青葉台駅周辺の花と緑の取り組みが、今後ますます盛り上がっていきそうです。
ミツバチでつなぐ青葉台駅周辺の花と緑と人 村野 浩一さんコメント
「青葉台ハニービープロジェクト」として活動した昨年は、ミツバチ2群でスタートしました。ところが、残念なことにミツバチが途中でいなくなってしまいました。今年は5群に増やし、何とか冬越しできればと願っています。おかげさまでハチミツはたくさん採取でき、この界隈で地産地消のプロジェクトを行っている「青葉小麦プロジェクト」さんたちと地ビールなどの商品開発も進んでいます。
また、地域の小学校との連携活動も順調です。青葉台小学校の児童たちが郵便局屋上にある養蜂場の見学に来てくれました。学校に納入した廃材プランターに絵を描いたり色を塗ったりして、花植え活動も続けてくれています。さらに、ハチミツのプロジェクトに対して、子どもたちから、キャラクターを提案したいとの申し入れがあるなど、さまざまな方向に展開しています。こうした取り組みが、環境について考えるきっかけになればうれしいですね。
この活動は継続することが大事だと考えています。頑張りすぎても疲れてしまいますので、できるだけ長く続けていけるよう、少しずつ、着実に前進していければと思います。本日はありがとうございました。