『みど*リンク』アクション

東急目黒線の地下化に伴い、2010年に完成した武蔵小山緑道公園(武蔵小山~西小山間の線路跡地)で、「みど*リンク」アクションが開催されました。支援グループは「mackerel(マカレル)*1」。建築家、ウェブデザイナー、編集者のグループで、その名称に「参加者を巻き込んでいく=マカレル」という意味をこめ、「街でのインタラクティブ(*2)な緑化活動」を目指して活動しています。

本日は「みど*リンク」アクションで支援された花苗の植え付けを行います。

参加したのはmackerelメンバー、2013年度に『みど*リンク』で支援させていただいた「小山26号線通り振興会」(武蔵小山)の三上会長、草花の選定でご協力されたniko flower、緑道沿いの住民の方々、そして当社社員です。mackerel落合代表のあいさつに続いて「みど*リンク」アクション認定証の授与式を行いました。その後、早速植え付け作業を開始。花壇に肥料を混ぜた土を入れ、花苗のバランスを考えながえら丁寧に植えていきます。手際よく進み最後に水をあげて本日の作業は無事終了。緑道を新たに彩る花々が道行く人たちの目を楽しませてくれます。

今後は「まちつぶ」という街の中でつぶやいたことをマッピングしていくシステムを利用し、街を散策しながら緑の情報を収集、緑のマップづくり、緑道や花壇の維持整備を考えています。街のつぶやきを利用したインタラクティブな取り組みが、街の緑化を活性化させていきそうです。

*1 結成のきっかけは、鯖(mackerel)好きが高じて結ばれたメンバー。
*2 インタラクティブとは、「双方向」という意味。一方向的な情報発信ではなく、双方向に情報がやりとりされる状況を作ること。

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mackerel代表 落合正行さんのコメント

武蔵小山・西小山周辺には林試の森公園や立会川緑道などの大きな緑地はあるものの、日常身近に感じられる緑が少ない印象を持っていました。そこで、私たちの「まちづぶ」システムを活用し、緑を見てウェブ上でつぶやくことで、緑の情報を集めることから始めようと考えました。その情報を可視化し、みんなでシェアすることで緑への意識の向上につなげていきたいと考えています。活動は武蔵小山と西小山の間にある緑道を拠点とし、まち中を歩きながら、まちの多様な緑を発見していきたいと思います。

この度、東急電鉄さんからご支援をいただけることとなり、武蔵小山緑道に花苗の植え付けが完了し、ひとつのきっかけを作ることができました。今後は、7月27日・9月28日・11月9日に「まちあるきイベント」を開催し、そこで得られた参加者からの情報をまとめ、「みどりのマップ」として公開していきたいと考えています。また、8月24日に「盆栽ワークショップ」、12月7日に「みどりサミット」の開催を予定しています。本日はお忙しい中ありがとうございました。

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